屋根塗装工事
About 01 屋根塗装工事について
屋根塗装工事の必要性
陶器瓦は塗装する必要は無く、割れることさえなければ一生ものです。しかし、現在の一般的な戸建住宅にはスレート屋根が採用されてる事が多いです。スレート屋根は5mm程の厚みで主にセメントで出来ています。スレート屋根自体に防水性は有りませんので塗装で守ってあげる必要が有ります。
Flow 02 屋根塗装工事の流れ
洗浄から屋根塗装完了まで
屋根塗装工事に関する、洗浄から屋根塗装完了までの一連の流れをご紹介いたします。
Step1 バイオ洗浄+高圧洗浄
「Fニュートラルバイオ」によるバイオ洗浄と高圧洗浄機による洗浄をします。優れた分解力で汚れ・カビ・藻等を洗い落とし塗料の性能を最大限発揮してくれる洗浄剤です。
※劣化の著しい脆弱な外壁や雨漏れの侵入箇所の場合は壁を壊したり室内への水を侵入するため洗浄できない場合もあります。
Step2 下地処理
調査の時に雨押えの板金の釘が抜けていました。 こちらの例では施主様とのお見積りで雨押えの釘打ちを決定しました。このように調査段階で雨押えの浮き上がりヌキ板やスレートの破損がされる場合があります。その場合は、お見積りに工事に必要な下地処理、補修としてご説明し工事内容をご理解いただいて工事しています。
※屋根の劣化が著しく塗装できない場合は、葺き替えやカバー工法をおすすめいたします。
Step3 縁切り作業+タスペーサー挿入(1)
縁切りは屋根材どうしの密着具合や屋根勾配 、前回塗装で密着しているなど排水性に問題を抱える恐れがあり且つ屋根材が非常に丈夫な場合のみお見積りの上、提案いたします。
縁切りが必要な状況なのに縁切り作業を行わない施工では後に塗膜の密着により隙間を塗料で埋めてしてまい、屋根材合わせ目から侵入してきた雨水が排出されなくなり、屋根裏面に雨水が浸透し屋根下地の腐朽や雨漏りの原因になってしまいます。そのために、屋根塗装をする場合は「元の隙間がある状態か?」、「塗装しても隙間を確保できるか?」屋根調査で確認しております。
Step4 縁切り作業+タスペーサー挿入(2)
※縁切とタスペーサーは一般的な住宅塗装では不要です。屋根材に負担がかかり割れる危険が高い作業です。
屋根材の合わせメジから水平方向下部に5cm位離した左右箇所に挿入します。前回の塗装が屋根材の重なり部を密着させている場合や手差しでてタスペーサー挿入が困難な場合などは縁切り工具を用います。
なお、屋根材が脆弱な場合は縁切りやタスペーサーを挿入すると割れます。この施工例では屋根調査・お見積りの段階でタスペーサー挿入をご検討で屋根も丈夫でしたのでお見積りの上、実施いたしました。もちろん、一般的な住宅では不要です。
Step5 下塗り
シーラーを塗布し、下地塗膜の補強と上塗り材との密着性を補強します。遮熱断熱工法を施工する場合は中空バルーンの役目を持つ「Fインシュレーション」を5工程の中塗りに2回施工し、その上にトップコートを塗布します。
※一般的な遮熱塗装の場合は3工程の第1工程で下塗りを1回塗布します。
Step6 中塗り
トップコートの塗布は今回オリジナル遮熱性シリコン塗料「Fネオサーモバリア」になります。
Step7 上塗り
トップコート2回目の塗布になります。中塗りと同じく遮熱性シリコン塗料です。塗装工程は遮熱工法で3工程、遮熱断熱工法で5工程となります。当社推奨施工はやはり遮熱断熱工法です。夏は涼しく、冬は暖かい快適な生活環境と高耐久性を持ち合わせています。
Step8 屋根塗装完了
仕上がりの最終確認をします。最後、片付け・清掃をしてお引き渡しです。その後保証書を発行し、郵送させて頂きます。
Service 03 各種サービス
塗料の品質管理
当社は施工に使用する材料についての管理を徹底しています。メーカー規定の塗布量や材料の成分を出荷証明書・組成表・性状表などのデータシートにより施工後、お客様にお伝えすることができます。
保証制度
当社施工保証と塗料メーカーの品質保証で、安心のW保証制度。最大10年間の長期保証も可能にしました。
アフターメンテナンス
施工完了後から無償点検いたします。当社施工範囲の工事で、弊社側の明らかなミス等の場合は無償で補修・改善いたします。